京うちわは「都うちわ」とも呼ばれ、宮廷でも用いられた極めて優美なもの。扇面と柄を別に作る方法が京うちわの大きな特徴です。
ツボツボ紋とは、三千家の替え紋のことです。千利休の孫である千宗旦は伏見稲荷を信仰していたことから、伏見稲荷大社の土産物である「つぼつぼ」を替え紋にしたことが由来になります。元々は、「田宝(でんぼ)』という素焼きの壺のようなもので、二月の初午祭で買ったものを家や田んぼに埋め、豊作や商売繁盛の祈願をする風習が古くからあります。
そのツボツボ紋をプログラミングし、最新のテクノロジーであるレーザー技術を用いて黒い布を裁断したものを京うちわとして仕立てました。モダンな雰囲気が漂う一品となっております。また、骨の美しさも同時にお楽しみいただけるかと思います。
たくさんのツボツボ紋の中に一つだけ小丸屋の紋も入っています。
裏:白無地
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【うちわサイズ】
小丸屋型:縦約27cm 横27.5cm 全長約41.5cm
写真:与田弘志